さかのぼりカメラ
「今の残しといて」で30秒さかのぼって保存するカメラ
子供の予想外の可愛い仕草や決定的な瞬間は、いつもカメラを構えていないときに限って訪れます。「いま撮ってればよかった!」と後悔する瞬間を無くすため、事後に声で指示を出すだけで過去にさかのぼって動画を残せる屋内カメラを作りました。
なぜ
小さな子供と暮らしていると、予測不可能なタイミングで面白いことを言ったり、初めて立ったり歩いたりします。しかし、慌ててスマホを取り出してカメラを起動した頃には、その瞬間はもう終わっています。常にスマホを構えて生活するわけにもいかず、「起きた後から保存できる仕組み」が必要でした。
しくみ
Raspberry Piにカメラモジュールを取り付け、リビングに常設しました。
- 直近30秒のローリング保存: ドライブレコーダーのように、常に過去30秒間の映像だけを細かく一時保存し、古いデータから自動で破棄していきます。ストレージを圧迫せず、かつ「常時監視・録画されている」という家族の心理的負担を最小限に抑えています。
- 音声トリガー: 何か決定的な出来事が起きたら、リビングのGoogle Homeに向かって「OK Google、いまの残しといて」と声をかけるだけ。トリガーを受け取ると、ffmpegが直前の映像断片を1本の動画に結合し、自動で保存します。
使ってみて
「カメラを意識させずに、自然体の日常を救出する」という目的をしっかり果たせるようになりました。
元のツイートに書いたように、子供が初めて自分でおやつに手を伸ばして食べるところが撮れました。